物忘れ夫との暮らしの中で

物忘れなのか、はたまた認知症への扉なのか。夫55歳の観察記録。

ブログを書くきっかけとなった大きな物忘れ。

現在12月。

来る年明け、1月上旬に我が家は2人目の子供が産まれる予定である。

 

予定帝王切開の為、早々に日にちは決まっており、それに際してサラリーマンの夫には仕事を休んでもらう必要があった。

 

予定を組むにあたって、2ヶ月ほど前から入院日、退院日、その後1ヶ月の間は何度か休みを取って欲しい旨を何度か口頭で話していた。

長女は幼稚園等もまだ行っておらず、私と離れる事が初めてなので、そちらのケアも含めていろいろと協力してもらえるよう普段から話に上げていたつもりだ。

数日後、いよいよ出産段取りが本決定したところで休みを取る具体的な日にちをメモに書いて渡しておいた。

 

その休み取得日メモを夫は写メし、壁に貼っていて、あら優秀〜と内心褒めたのを覚えている。

 

一方同時期、入院中長女を預かってもらうお宅へ、送迎予定をカレンダー形式で書いて渡していた。

預かり期間中の週末、つまり夫の休みの日は長女を帰宅させるので、そういった絡みでこちらのカレンダーのコピーも参考になるだろうと、先程の休み取得日メモの隣に私が貼り付けた。

 

 

さて、メモを貼ってから2、3週間ほどして…、

出産まであと1ヶ月といった頃合いで夫が一言。

「俺が休みとるのって、ホンマに入院日と手術日だけでいいの?」

 

え!

目ん玉飛び出るかと思った!!!!

誰もそんなことは言うていないし、そのメモはなんなんだ。いったいなんなんだ!

 

カレンダーメモの方に、出産日あたりが少し色付けしてあり、そこしか目に入っていなかった様子。

 

いや、それにしても、会話したよね。

そもそも、カレンダーの横に休んでください、と書いた日にちのメモは見えていないのかな。

もちろんメモを写メしたことも本人は忘却。

あまりに怖くて何もいえず、後でコッソリ職場用のスマホを覗き見したところ、やはり写メはとっていた。

 

この事件(?)をきっかけに、私は夫は物忘れが激しいとか、ちょっと天然、とかの域を出て、緩やかに認知症の扉を開いていっているのではと疑うようになった。

 

あるいは、蓄積したアルコールが脳味噌溶かしてるんじゃぁないか…なんて。

 

落ち着け落ち着け。

とにかく記録をしていこう。

そんなこんなでこのblogに至る。

 

…って、2週間後には新生児との暮らしが始まるので、それこそ物忘れ夫を私が忘れてしまうやもしれないが。