物忘れ夫との暮らしの中で

物忘れなのか、はたまた認知症への扉なのか。夫55歳の観察記録。

物忘れなのか天然なのか。

夫は興味の無いことは全く聞いていない。

理解力も乏しい。

早ガッテンも多い。

耳も若干遠い。

 

例えば、

「その鍋の残り捨てないで。明日おじやにするから。」

と言っても

「その鍋の残り捨て…」

 

で解釈して捨ててしまう事が多々ある。

彼的に、こんなのは使わないだろうと判断出来るもので、さらに初めてのパターンであればほぼ捨てられる。

2、3回似た状況を繰り返し、私がイライラと小言を言うとようやく理解する…時もある。ない時もある。

 

大概は家事に関する事が多いが、彼はほぼ家事をしない。

そう言う場合、普段業務をこなしている人間の意見を聞いたりしないのだろうか。

初めての物事でも自分の感覚をブレずに信じる強いハートの持ち主である。

 

解決策としては、私が

「鍋の残りは〝置いといて〟」

と言えればいいのだろうが。

こちらも回りくどい言い方が癖なものでなかなか噛み合わない。

 

鍋の話はほんの一例で、万事割とこんな感じだ。

物事を頼むときは、相手を高齢のお年寄りか、はたまた子供と思い、こちらがよく考えて言葉を発さなければならないように思う。

 

が、現在4歳の娘とお腹にもうすぐ産まれる赤子が。

こちらのキャパにも常に余裕はないのだ!